忙しい原因
2003年2月25日【女王バイト】
去年末にとっても有能だったボーイさんが辞めた。
まぁ、これは仕方が無い。
さらに、長く勤めている人が怪我(事故)で入院した。
まぁ、これも仕方が無い。
しかし、彼等の穴を埋めようとしたら……4〜5人のボーイが必要になる。
それくらい有能だった。
まあ、二人で、五人分くらいの給料だったんだけど。
んで、今年の1月あたりからボーイを3人入れた。
アルバイト。
基本的に女王の店は「アルバイトは雇わない」というスタンツだ。
女の子と違って、スタンドプレーでの仕事ではない。
チームワークを必要とする。
個人の力より全体の力。
という事から、「孤立した時間で仕事をするアルバイト」というのはイヤなのだそうだ。
納得。
現に、アルバイトの女の子達は……
「当日にいきなりバックレる」
「給料日の翌日は、なんくせつけて休む」
「気分が乗らない。という理由で休む」
…ハッキリ言って、一般社会の「社会人」と一緒にしてはいけない。
ので、こんな雰囲気をボーイに持たれては大変だ。
ボーイは「経営側」なのだ。
スタンドプレーはご法度だ。
普通のウェイターさんではないのだ。
だから、そんな簡単に「適当な人」が増やせない。
Temもそんなに使えるわけではないけど、女王曰く
「そこそこ出来る他人」より「ちょっと出来る知人」のほうが意志のツーカーさで良い。
という事らしい。
ヒーコラ働いてます。
頼まれると弱いです。
まぁ、損得ナシにしても、お店の仕事は楽しい。
人間模様も、金勘定も、女の子のシフト考えるのも。
でも、有能な2人を失った店は、アルバイトでもいいから人を入れなくては…店が回らない。
私も平日は、あまり手伝えない。
フロアの女の子のストレスにもなる。
ボーイの不足は、女の子の営業妨害になるのだ。
例えば…
「ボーイが足りない」
↓
「灰皿が補充されない」
↓
「汚れた灰皿がおきっぱなしになる」
↓
「女の子の気が利かないと思われる」
↓
「女の子の好感が下がる」
↓
「お店に来る度合いも下がる」
↓
「女の子は客が呼びにくくなる」
↓
「客が来なけりゃ、店はヤバイ」
…となる。
たかが灰皿一つでも、神経をとがらせないといけない。
かなり刹那なサービスを求められる仕事なのだ。
お絞りのシワ一つ。
コップの汚れ一つ。
ボーイの立ち方一つだって、気をつけなきゃいけない。
足元を崩した立ちかたをすると「呼び出し」である。
あくび/ため息、その他「気の抜けた呼吸」すら禁止なのだ。
小さな事でも、お客様を「不快な気持ち」にさせてはいけないのだ。
それこそ極端な話、お店に利益がある相手ならば「足を舐めろ」と言われれば舐めるべし…。
# 私はイヤだけど(笑)
だからこそ、あんなボッタクリな料金でもリピーターが来る。
だからこそ、女の子の時給が風俗並み。
だからこそ、ボーイの給料も普通の会社員の三倍・四倍の給料が貰える。
んで、そんな厳しい業界(店)に入ったアルバイト3人。
・A君(22歳)
・B君(24歳)
・C君(27歳)
こういう仕事をした事がある…というB君は、無難。
言った事はちゃんと守るし、お客さんの相手もソツなくこなす。
まったくの初心者というA君は、性格の良さとモノ覚えの早さから、実はすでに「社員候補」。
お客さん受けも良く、女の子達からの信頼も厚い。
元、普通のサラリーマンだというC君は、年齢のせいか、プライドが高い。
イマイチ敬語もなってない。けど、見た目がいいので、店が華やぐ。
最終的には、三人のうち1人をごめんなさい。しなくてはいけない。
税金対策で、二人に絞らないと来年の税額が上がるのだ。
そして矛盾しているけど、三月初めに二人アルバイトを入れる。
今のところC君が一番「ごめんなさい」に近い人だ。
普通の企業に勤めていた人の神経だと…
「週休二日」「福利厚生」「社内恋愛(!)」
…は、当然と思っているからだ。
この業界では、上記の三つは、ハッキリ言って「非常識」だ。
去年末にとっても有能だったボーイさんが辞めた。
まぁ、これは仕方が無い。
さらに、長く勤めている人が怪我(事故)で入院した。
まぁ、これも仕方が無い。
しかし、彼等の穴を埋めようとしたら……4〜5人のボーイが必要になる。
それくらい有能だった。
まあ、二人で、五人分くらいの給料だったんだけど。
んで、今年の1月あたりからボーイを3人入れた。
アルバイト。
基本的に女王の店は「アルバイトは雇わない」というスタンツだ。
女の子と違って、スタンドプレーでの仕事ではない。
チームワークを必要とする。
個人の力より全体の力。
という事から、「孤立した時間で仕事をするアルバイト」というのはイヤなのだそうだ。
納得。
現に、アルバイトの女の子達は……
「当日にいきなりバックレる」
「給料日の翌日は、なんくせつけて休む」
「気分が乗らない。という理由で休む」
…ハッキリ言って、一般社会の「社会人」と一緒にしてはいけない。
ので、こんな雰囲気をボーイに持たれては大変だ。
ボーイは「経営側」なのだ。
スタンドプレーはご法度だ。
普通のウェイターさんではないのだ。
だから、そんな簡単に「適当な人」が増やせない。
Temもそんなに使えるわけではないけど、女王曰く
「そこそこ出来る他人」より「ちょっと出来る知人」のほうが意志のツーカーさで良い。
という事らしい。
ヒーコラ働いてます。
頼まれると弱いです。
まぁ、損得ナシにしても、お店の仕事は楽しい。
人間模様も、金勘定も、女の子のシフト考えるのも。
でも、有能な2人を失った店は、アルバイトでもいいから人を入れなくては…店が回らない。
私も平日は、あまり手伝えない。
フロアの女の子のストレスにもなる。
ボーイの不足は、女の子の営業妨害になるのだ。
例えば…
「ボーイが足りない」
↓
「灰皿が補充されない」
↓
「汚れた灰皿がおきっぱなしになる」
↓
「女の子の気が利かないと思われる」
↓
「女の子の好感が下がる」
↓
「お店に来る度合いも下がる」
↓
「女の子は客が呼びにくくなる」
↓
「客が来なけりゃ、店はヤバイ」
…となる。
たかが灰皿一つでも、神経をとがらせないといけない。
かなり刹那なサービスを求められる仕事なのだ。
お絞りのシワ一つ。
コップの汚れ一つ。
ボーイの立ち方一つだって、気をつけなきゃいけない。
足元を崩した立ちかたをすると「呼び出し」である。
あくび/ため息、その他「気の抜けた呼吸」すら禁止なのだ。
小さな事でも、お客様を「不快な気持ち」にさせてはいけないのだ。
それこそ極端な話、お店に利益がある相手ならば「足を舐めろ」と言われれば舐めるべし…。
# 私はイヤだけど(笑)
だからこそ、あんなボッタクリな料金でもリピーターが来る。
だからこそ、女の子の時給が風俗並み。
だからこそ、ボーイの給料も普通の会社員の三倍・四倍の給料が貰える。
んで、そんな厳しい業界(店)に入ったアルバイト3人。
・A君(22歳)
・B君(24歳)
・C君(27歳)
こういう仕事をした事がある…というB君は、無難。
言った事はちゃんと守るし、お客さんの相手もソツなくこなす。
まったくの初心者というA君は、性格の良さとモノ覚えの早さから、実はすでに「社員候補」。
お客さん受けも良く、女の子達からの信頼も厚い。
元、普通のサラリーマンだというC君は、年齢のせいか、プライドが高い。
イマイチ敬語もなってない。けど、見た目がいいので、店が華やぐ。
最終的には、三人のうち1人をごめんなさい。しなくてはいけない。
税金対策で、二人に絞らないと来年の税額が上がるのだ。
そして矛盾しているけど、三月初めに二人アルバイトを入れる。
今のところC君が一番「ごめんなさい」に近い人だ。
普通の企業に勤めていた人の神経だと…
「週休二日」「福利厚生」「社内恋愛(!)」
…は、当然と思っているからだ。
この業界では、上記の三つは、ハッキリ言って「非常識」だ。
コメント