自分でビックリ

2003年8月6日
慣れない通勤路(in大阪)
 
毎度(?)のように、貧血でフラフラ。
 
 
慣れない電車。
 
 
コケました(ちーん)
 
 
 
しかも後ろのめりに。後頭部から。
普通に痛い。
 
 
 
なんとか、四つんばいの状態になった時(立ち上がれない)
 
 
 
男性「大丈夫か〜?」
 
 
 
Tem「だ……大丈…夫です」
 
 
 
 
ここで、フラフラしてるわけにはいかない。
 
 
おりゃ!と気合を入れて、勢いつけて立ちあが…………
 
 
 
 
 
ごーん。
 
 
 
 
 
いて。頭に何か当たった。
 
 
 
 
 
 
助けようと、近寄っていた男性にぶつかった。
 
 
 
かすむ視界で見たのは、股間を押さえてうずくまる男性。
 
 
 
 
ぶつかった場所は……言うまい。
 
 
 
 
 
 
Tem「ご!………ごめんなさい。ごめんなさい。ほんとに、ご…」
 
 
 
キキーッ←電車のブレーキ
 
 
 
 
ドーン。
 
 
 
Tem、突進。
男性ごと転がる(ちーん)
 
 
 
 
 
 
 
男性「………」
 
 
 
 
男性、無言です。
 
何もしゃべれない様子。
 
 
 
 
電車の中で、女も男も座り込み。
 
 
そして、無言。
 
 
 
ぷしゅー。←ドアが開く
 
 
 
 
 
ドアが開いて、人がギョッとして、だま〜って様子をうかがってる。
 
 
 
「この人達、なに?」
 
 
 
視線が痛いです。
 
電車の中でいちゃついてるわけじゃないです。
 
 
えーと、私が貧血でコケて…
助けようとした男性の股間に頭ぶつけて…
そこに電車のブレーキが…
 
 
えっと…その……。
 
 
 
前から乗ってた人が事情を説明してます。
 
 
「倒れた女性が立とうとして、金的ヒット」
 
 
 
 
 
 
うわぉ。なんて明確で簡潔な説明。
おばちゃん、ナイス解説。
 
ハラショー大阪。
 
 
 
 
こっちはフラフラ、あっちもヨロヨロ。
 
 
こっちは後頭部に続いて、脳天も微妙に打撲。
 
 
 
 
とりあえず、お礼とお詫びを連呼。
本当に、どう言ったらいいか。
狙ってたわけじゃないです。
重ね重ね迷惑をかけてしまって…。
 
狙ってないです。
てか、痛そうです。まぢで。
 
 
 
男性がヨロヨロと、降りていこうとするので、電車の中でひとり残されるわけにはいかない…ので、一緒に降りる。
 
 
Tem「本当にごめんなさい。助けようとしてくれたのに…本当に…」
 
 
 
男性は、苦笑いを浮かべながら「いいよいいよ」と手を振って退場。
 
 
 
一人、ベンチで休憩。
 
 
 
 
放心。
 
 
会社遅刻だ…どうしよう。
 
 

 
ーピッ←携帯電話
 
 
 
 
Tem「あ、Temです。お疲れサマンサ」
 
 
メンバの人「あ、お疲れサマンサ」
 
 
 
Tem「なんて余裕かましてるけど、具合悪いです。今日、帰っていい?」
 
 
メンバの人「帰る?」
 
 
 
Tem「うん、最寄り駅の二個前にいるの…」
 
 
メンバの人「……途中で、力尽きたんですね」
 
 
 
 
 
 
Tem「あぁ、真っ白だよ」
 
 
 
 
 
 
メンバの人「…ジョーーーーーッ」
 
 
 
 
 
 
ーブッ←無言で切断
 
 
 
 
というわけで、今日は一日、ホテルで寝てました。
 
 
助けようとしてくれた男性、ごめんなさい。ありがとう。
 
 

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Tem

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