どうしたって

2003年9月4日
■ 会社
どうしたって、上の仕事や考えは分からないもので。
 
 
ちょっと自分のいる会社が嫌いになった。
協力会社の人間を引き抜いたというのだ。
 
もちろん協力会社の人はカンカン。
新卒から育てて、これから頑張って貰おうとしていた若手なんだし。
それも、1人2人ではなく、トータル5人。
 
同じ中小企業として、それだけの「使える若手」がいなくなる事がどれだけの痛手か分からないわけがないだろう。
 
協力会社だから、弊社に来て働いてくれてる人がいて。
廊下でバッタリ昔の同僚に会った。
話を聞いたら「うちに来ないか?」と言われた。
だから面接受けてみたら、受かった。
 
 
引き抜かれた人的には、「転職」
協力会社的には、「退職」
引き抜いた弊社的には、「採用」
 
 
給料がいいほうへ、仕事が面白そうなほうへ行くのはしょうがない。
辞めたいという人間に無理をいえないのもしょうがない。
働きたいという人間が使えるなら、雇うのもしょうがない。
 
 
でも…
 
 
 
上の人「引き抜き?あははは、この業界ではよくあることでしょ」
 
 
 
…なんて開き直ってはいけない(怒)
 
この一言がトリガーになって、今月で協力会社から来ている人が、撤収に入る。
大阪案件から2人、常駐先で1人。
 
 
プロジェクトリーダーと各チームリーダーが呼ばれて、今月末に多数の人間が動く理由を聞かされた。
静かだったけど、怒ってる。
 
抜けた穴をどう塞ぐか、上の人の裁量を見せてもらいましょう。
残業や今のメンバへの負荷が高くなったら、攻撃態勢にはいってやる。
 
別プロジェクトなんて開発部分のほとんどが協力会社。
仕様書はもちろん、手順書なんかもこれからやってもらわないといけないというのに…。
 
 
Pリーダー「現場の会社を超えた連帯感を、つまらない打算で潰しやがって…」
 
 
 
会社を大きくしたい。使える人員を増やしたい。
その考えは分かるけど…。
 
現場の頼れる助っ人さんが撤収する。
協力会社からの信頼はなくなる。
社内の信頼もなくなった。
業界でも嫌な雰囲気になるだろう。
他の協力会社さんも手を引くかも知れない。
社内の人間だけじゃ回せないのが実情。
 
 
一時の戦力欲しさに、一つの企業と社員を敵に回したのは賢くないと思う。
 
 
■ 越前屋俵太作品集
勉強しました。
 
 
Tem「うぇるかむとぅーーーーっっ」(力いっぱい)
 
 
 
パパ氏「…………ヨシ」
 
 
 
 
ふー。……スキルアップ表に、「笑い(関西)」を追加しとかなきゃ。
 
 

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Tem

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