苦手なものでも

2003年11月26日
■ 査定
管理職(ひとりでも部下を抱えている人の総称)のミーティング&勉強会。
 
大阪案件のメンバの査定をやらなくてはならない。
夏の時は、まだ現場にいたから、スキルマップや自己評価を入れてもらったりコミュニケーションも取れたけど……。
 
 
メンバの仕事の状況は、日々上がってくる「業務報告書」のみ。
 
 
 
……これで、どう査定しろと?(涙)
 
 
 
■ スコン
酒飲み「何も考えずに、ひたすら体を動かす仕事をしてみたいってなる時…」
 
 
何も考えないで済むような仕事。
汗を流して、体を酷使する仕事。
 
現実逃避的に、無性にやりたい〜って思ってたら、妙な所で仲間がいた。
 
 
 
スコンっと肩の力が抜けた。
 
 
 
■ がんばれ
医師がヘコんでいる。
久々に精神的にたまらない患者さんに出会ってしまったらしい。
 
細かいいきさつは省略しますが……大の男が電話口で泣いている。
 
 
医師「こんなツライ患者ばかりじゃないですが、今回はさすがに堪えました」
 
 
Tem「頑張れ」
 
 
……あえて言わせてもらおう。がんばれ。
 
 
医師「久々に聞くフレーズですね」
 
 
Tem「頑張れと言わない優しさって良く聞くようになったからね」
 
 
医師「ああ、病院でもそうです。『頑張らないリハビリ』が増えました」
 
 
 
Tem「でも、医師は頑張れ。…別に無理をしろって言ってるんじゃないよ」
 
 
 
 
頑張る。と、無理をする。は違う。
担当していた患者さんが亡くなった時だって、乗り越えてきた。
 
ドライとウェットの真ん中の「プロ」を目指すんだって、普段から言っている。
確か「患者が、力及ばず亡くなった時は、落ち込んで悲しめ。でも、引きずるな」が座右の銘だったハズ。
 
 
そんな医師だから、まだやれる。
すでに頑張ってるけど、まだ頑張れる。
 
お前の力はそんなもんじゃないハズだー。
 
 
元々「がんばれ」ってプレッシャーを与える為の言葉じゃなくて、「そこは乗り越えられる。乗り越えるんだ」って応援の意味もある気がする。
 
 
十分頑張ったから、もう頑張らなくていいよ。
まだまだ頑張れる。お前はそんなものじゃないハズだ。
 
 
 
医師「私は後者なわけですね」
 
 
Tem「うん」
 
 
 
医師「そうですね。まだ頑張れます。甘えるには早いです(笑)」
 
 
 
頑張れって言わない優しさは、頑張っている人にだけ有効。
でも、まだまだ頑張れる人には、気合いと励ましの意味で使えると思う。
 
 
 
医師「もう一度『頑張れ』って言ってください」
 
 
 
 
なんぼでも言いましょう。
それで力になれるなら。
 
 

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Tem

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