ゴで始まる黒い悪魔。
 
 
……ゴン太君じゃない。
 
 
■ ニョッキ
ジャガイモが安かったので、ニョッキを作る。
 
 
……気づくと大量に。
 
 
ホワイトソースは、前日のリゾットで作ってしまったので。
和風なニョッキに挑戦。
 
ひき肉をゴマ油で炒め。
出汁と醤油と少々のみりんを入れ。
少しの片栗粉でとろみを付ける。
 
 
茹でたニョッキに上記ソースをかけて。
きざんだオクラと、とろろ昆布を乗せて、出来上がり。
 
 
Tem「……むむ」
 
将軍「…む。…なんだろう」
 
Tem「なんか納得いかない味」
 
将軍「このソースは、とても良い」
 
Tem「…ああ!!」
 
 
 
分かった。和風ニョッキって。
 
 
 
Tem「…すいとんっぽい」
 
 
将軍「ああ」
 
 
 
てか、すいとん。
 
 
■ あまり
ニョッキの余りをケーキに。
 
 
卵白をあわ立て。
卵黄はバターと練って。
ニョッキの余りとすりゴマを混ぜる。
最後に全部混ぜてオーブンで焼く。
 
 
おおお。
 
 
ニョッキのあまりとは思えない見栄え。
 
 
 
Tem「ニョッキの残りとは思えないでしょ」
 
将軍「おおお。すごい」
 
 
 
と言う訳で、試食。
 
 
 
将軍「……。」
 
Tem「……しょっぱ」
 
 
 
すりゴマだと思った物は「ごましお」でした。
 
 
■ 婦人病
婦人病に良いレシピ。
と、婦人雑誌に載っていたので、作る。
 
 
材料(4人分)
・豆腐(木綿でも絹でもOK)1丁
・卵(1つ、大きさによっては2つ)
・レバー(少し)
・豚ひき肉(少し)
・生姜(沢山)
・醤油/塩/みりん/砂糖
 
 
まず、豆腐は水切りをする。
レバー(筋も皮も取る)と卵をミキサーで混ぜる。
かなりグロテスクになってきたらOK。
豚のひき肉と、そのスプラッタを混ぜる。
 
そこに、たっぷり生姜のおろし。
水切りした豆腐。
塩、醤油を入れて、混ぜに混ぜに混ぜまくる。
 
 
そして、てろてろとした物体を、ラップで茶巾絞りに。
 
 
熱湯で、ぐつぐつ茹でる。
 
 
その間に。
出汁、醤油、少々の酒、ちょっとの砂糖で汁を作る。
 
 
茶巾絞りにしたスプラッタが、固まって、火が通ったら小鉢に開ける。
茹でる間に作った出汁をかけて、細切りの生姜を飾る。
 
 
 
以上。
 
女性の天敵「貧血/冷え性/高血圧/肌の調子/生理痛」にも効果的な料理の完成。
 
健康にも素晴らしいが、低カロリーで植物性のたんぱく質たっぷりなのもお勧め。
 
 
 
 
将軍「これ美味い」
 
 
 
 
……将軍が1番喜んだ。
 
 
■ なんて
なんて土曜日を満喫していたら、約束を忘れてた。のー。
 
 
■ 感想
ニュースタイルな Temへの感想。
 
 
「黒い」
「なんか新しい人がいる」
「どうした?」
「ヅラっぽい」
 
 
 
モト「……。昔、髪の伸びる人形って居たよな」
 
 
 
……見て思い出さないで下さい。(お菊人形)
 
 
■ 悪魔
リビングで勉強してて。
ふと、ルーズリーフを取りに寝室へ上がる。
 
寝室のドアを開けようとしたら、登ってきた階段の壁に何か気配が。
 
 
Tem「ん?…ゴッ。ゴゴゴッ」
 
 
 
……黒い悪魔襲来。
 
 
 
目の片隅で認識。
ダッシュで寝室に逃げ込んだ。
ドアを閉めて。
その勢いのまま、寝室を横断して、ウォークインクローゼットへ。
 
 
Tem「…ヤ。ヤツだ。ヤツが居た」(恐怖)
 
 
階段下りられない。
ギャース。
 
 
チラッとしか見てないけど、昆虫系なのは間違い無い。
ダッシュで逃げたけど…。
本当に黒い悪魔か?
 
 
て、確認出来ない。
怖くてドアも開けられない。
ギャース。
 
 
将軍に電話。
 
……て、携帯はリビングだ。
ギャース。
 
 
携帯無いと、将軍の電話番号も分からない。
部屋にある電話のメモリ機能を発見。
よっしゃ、ここから将軍を呼ぶのだ。
 
 
- ビッ。
 
 
「オトウトサンデス」
 
 
- 次の候補。ビッ。
 
 
「オトウトサンデス」
 
 
- 次の候補。ピッ。
 
 
「オトウトサンデス」
 
 
 
ごるあぁぁぁ。
トシさんの携帯しか入ってないやんけ〜。
ドギャース。
 
 
 
あああ。
リビングは、エアコンもテレビも電気も点けっ放し。
 
将軍が早く帰ってこないと、何も出来ない〜。
 
 
 
へ〜ルプみぃ〜。
 
電波発信〜。
妻緊急。妻緊急。
直ちに現場に急行せよ。
将軍1号、発進だ〜。ゴー。
 
 
て、現実逃避している場合じゃない〜。
ヤツらは、人間に向かってくる。
壁に居た日には、飛んで来る。
 
 
防衛ラインを引くのだ〜。
ドアの隙間に気をつけるのだ〜。
 
 
ギャース。
ギャース。
 
 
 
将軍「ただいま〜」
 
Tem「みゃーーーー!!」(パニック)
 
将軍「どうした?」
 
 
Tem「みゃー!みゃっみゃっみゃーーーっっ」(パニック)
 
 
将軍「ああ。階段の所の虫?」
 
 
 
- コクコクコクコク。(頷き)
 
 
 
将軍「退治するから、待ってなさい」
 
 
 
 
……ああ。結婚して良かった。(マテ)
 
 
■ 正体
黒い悪魔かと思いきや、実は違う虫だった様子。
 
 
将軍「黒い悪魔なら、俺も逃げてるから」
 
Tem「え〜。戦ってくれよ〜」
 
将軍「無理。俺も黒い悪魔は駄目」
 
 
Tem「結婚の条件はゴキブリと戦える人だったのに…」
 
 
 
将軍「一緒に逃げよう」
 
 
 
……男らしく言っても駄目。(戦って下さい)
 
 

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Tem

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