Tem一族の合宿

2005年8月8日
Tem一族、夏の合宿。
今年もやって来ました。


■ キャンパー
すっかり車に酔う体質な癖に酔い止めを飲むのを忘れ。


……ぷちグロッキー。


■ 買出し
市場でキャンプの食材を買出し。
ありがたい事に、内臓系を買ってくれる。

さらに、スモークの材料も。
さらにさらに、海産物やら何やら。


しかし、Temも一社会人。
甘えっ放しではいかんと思いつつ。
払うタイミングを逃す。

せめて甥っ子の面倒だけでも、と思うが。
相変わらず、参にはさりげなく避けられる。

壱は見逃し。
弐は義兄の上。



……脳裏に役立たずの文字が浮かぶ。


後半頑張ろう!と気張った瞬間。
キートン山田の声(ちびまる子ちゃんのナレーション)で「後半に続く」が聞こえる。



……なんとなく、後半も駄目そうな気がする。


■ 案の定
途中、セブンイレブンに寄ったりするが。

しっかりグロッキー。
助手席に乗っていたのに、壱の相手もままならず。
義兄の話相手にもならず。


普通に、癒されてました。
そして、義兄の罠もあり。



義兄「Temおばさ…あ!」(わざと)

Tem「その単語は言っては、いけません」

壱「おばさん?」

Tem「ん?Temお姉ちゃんが、どうかしたかな?」

壱「おばさん?」

Tem「そう言えば、この間、お姉ちゃんね…」


さり気無く「お姉ちゃん」を刷り込みつつ、話しを摩り替えようとするが。


義兄の罠にハマったか、壱がすっかり「おばさん」と言う単語を覚えた。



Tem「それ以上は…苦痛を与える事になるよ〜?」

壱「苦痛?」

Tem「肉体的か、精神的か?」

壱「に…」


ああ。そうか、肉体的苦痛とかって、まだ難しいのか。



Tem「体か心に痛い目見せるゾ☆って事♪」(にこやかだが、おばさんと言う単語を忘れさすのに必死)



……楽しい車中になりました。


■ 言葉
日頃相手にしているのが、上司とかクライアントとかで。
小難しい単語を使うのに慣れてしまっていて。

壱との会話に使う単語に詰まる。


くうぅ。


■ 将軍
将軍は、ギリギリまで仕事が合ったので。

朝、仕事を片付けて。
そのまま車を飛ばして、現地にて合流。


■ 海
西伊豆の海は素晴らしい。


が、台風の影響か、大荒れ。


遊泳禁止になっており、砂浜で戯れる程度に留まる。
そして、今回の為に仕入れた「エビマヨ3号」



……遊びたかった。(涙)


■ 女好き
サマーキャンプのような団体が居て。
引率の先生の声が聞こえる。


先生「この中で〜1番の〜女好きはだ〜れだ?…せ〜のっ」


- 子供達、一斉に指差し。


先生「あははは。満場一致だな〜。ナイスだ〜」



……そんな問題を出す先生、あなたがナイスです。


■ スイカ
なんとか手に入れた「でんすけスイカ」。
所が甥っ子達は「スイカ=スイカ割り」の図式が。

割られてなるものか、と別にスイカ割り用のスイカも購入して貰った。

必然的に、でんすけスイカを食べるチャンスを逃す。


……で、でんすけ。(涙)


しかし、甥っ子が必死に割ったスイカが美味かった。


でんすけは、ネットで買えば食べれるが。
スイカ割りの雰囲気と、甥っ子がスイカに立ち向かう様は、その場で無いと味わえない。


と言う訳で、夏のキャンプ杯争奪。
スイカ割り大会を制したのは、壱。



……見事に真っ二つ。


砕けるイメージがあったのだが、綺麗に2つに割れた。

そして、その割れた半身のスイカにかじりつく壱と弐。



……かぶと虫に見える。(ぼそっ)


■ スモーク
燻製にチャレンジ。


イカ…いまいち。
野菜…塩漬けに失敗。
ささみ…ややしょっぱい。
豚タン…1番ベタに美味い。


姉「こういうの売ってる、売ってる」



……在り難や。


■ 撃沈
気付けばバーベキューの片隅で、将軍が撃沈。

無理も無い。
前日は終電だし。
今日も6時っから仕事して。
そのまま車で来たんだから。


と言う訳で、甥っ子達と一緒に寝て貰う。


……ちょっと苦悶の表情を浮かべてたが。


■ 翌日
波が高く中々泳げないと言う事で、甥っ子達優先に海へ。

その間に、片付けをしようとして、Tem撃沈。


……すまん。(片付けは、母と将軍がほとんどやった)


■ 移動
そんな訳で、早めにキャンプ場を切り上げて。
虹の里へ。

汽車を嬉しそうに見る弐。


……を嬉しそうに見て、にやけるTem。


面白い位、個性が分かれた甥っ子達。


怒られても何しても、着かず離れずに居る壱。
ふて腐れても一定の距離に居る、弐。
鉄砲玉の様に飛んで行く、参。

滑り台も、得意満面な壱。
怖がりな弐。
気付くと姿が見えない参。

将軍と追いかけっこに興じる壱。
それを見つつ、隣りに座る弐。
そんなTemを遠巻きに観察する参。



……参との間には、常に微妙な距離が。(涙)



だが、笑いかけてくれたし!
お菓子のお煎餅くれたし!
バスでは隣りに座ってくれたし!
Temの水を欲しいって言ってくれたし!



だが、それ以上に将軍は。



おいでと言えば、参が寄り…。
くれとも言わず、ポテトチップスを貰い…。
大人しく手を繋ぎ…。
参に追われるなんて、おいしいポジションを取っていた…。



……今回も完敗。
 
 

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Tem

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