毒吐き

2005年10月24日
でんでろりん。


■ delete
カラフル友達の1人に、新しい彼女が出来た。
すると、その彼女は毎日、友人の携帯メールをチェックするらしい。

Temが友人に出したメールは、別にやましい内容は無い。
見られても構わない。
でも、その彼女に出した訳では無いメールを、その彼女が見てる事実は、ちょっと心外。
知らない人だし。

そもそもチェックする根性がやらしくない?と言うツッコミは個人差として、許容する。
でも「彼氏のプライバシーの前に、送った相手のプライバシーに気付かない恋愛の盲目さ」が嫌だ。


恋人の携帯をチェックする人の神経は未だに理解出来ない。

彼女がやっかむから…と言うのなら、メールは送らない。
Temを友人としてでは無く、異性として「だけ」見て敬遠するなら、こちらも遠慮したい。


「私の彼氏は私の物」だと言うなら、関わりません。
大事に抱えて、箱に入れて、鍵閉めといて下さい。


■ 逃げる体制
やはり人の地雷原を突き進む勇気は無い。
誰だって脛に傷の1つや2つ位はある。
仲の良い友人だって、地雷が盛り沢山に増えました。と宣言されれば敬遠してしまう。

ほぼ地雷だらけのような相手に近づく勇気は無い。
さらに、相手が自分の状況を説明しないし。
何処に地雷があるかの説明も無く、堂々と胸を張ったような姿勢で「俺の空気を読め」と言われると、少々、付き合いがウザイ。


地雷が撤去されるまでか。
地雷の場所が確認出来るまでか。
地雷の規模が把握出来るまでか。


ともかく、逃げます。
気ぃ使いすぎて、疲れた。

赤い布を翻しながら、「オーレ」と言って、華麗に避けます。(オーレィ!)


■ 困る
最近の日記にあるように、友人の友人は他人だ。

友人がTemのテリトリーに入ってくるのと同じように、他人に入ってこられると困る。
と言うか、落ち着かない。
ストレートに言うと、うっとおしい。


会話の間に、その他人が知らない部分を注釈入れつつ話さなくてはいけない。
そこで、知らないんだからってシカトしてしまえば良いのかも知れないが。

友人の顔もある。
その場に居る人をシカトするのは気まずい。
友人と言う共通点もある。
あながち他人では無いのかも知れない。


ぐるぐる考えるが、やはり、友人と同じように接して来られると困る。


ここ数日、異常な程フレンドリーに接してくる他人に戸惑う Temでした。


■ 逆に
仲良くなりたいと思う人も居る。
そういう人は得てして、距離を取ってくれる。

ので、こちらも遠慮してしまう。
ああ、好きなのに〜。
好きだからこそ、下手に地雷を踏みたくなくて、遠慮がちになってしまう。


ジレンマと言うか、もどかしいと言うか。


Temはその人が好き。
仲良くなりたいと思ってるって気持ちだけでも通じれば…と思うが、その気持ちを出す事も遠慮してしまう。


兎も角、好きなものは好きだと言う事だけは明確にしたい。
押し付けがましくならずに、好きだと、話しがしたいと言う手段は無いものか。

黙ってても通じるなんて自惚れられる程、知り合っても居ない。


■ 理屈では無い
好きと嫌いは、突き詰めて、しっかり考えれば理由が分かるんだろうか。

漠然と感じる「好き」と「嫌い」は、説明が難しい。


嫌いな点を、細かく上げれば…
・貧乏ゆすりするから嫌い
・テリトリーに侵入してくるから嫌い
…なんて出てくるけど。

好きな人が…
・貧乏ゆすりしてようが
・テリトリーに土足で入ろうが
…嫌いにはなれないから、きっと、理由としては不完全。


では、理由も無く嫌いと言う事で「毛嫌い(意味は辞書参考)」というカテゴリーにしてしまうか?と考えると、そうでもないと気付く。


嫌いな人が「貧乏ゆすりを止め」「独り言を止め」「衣服を正し」「適度な距離を取って」くれたら、好きになると思う。
つか、そこさえ解消されれば、嫌う理由が無い。



……矛盾してるな〜。



好きな人が貧乏ゆすりしたって、嫌いにならないのに。
嫌いな人が貧乏ゆすりを止めたら、好きになるかも知れないって。
随分、ご都合主義な考え方だ。

第一、本当に、それで嫌いな人が好きになるか?って言われて、好きになる!とは言い切れないし。
結局、嫌いなままかも知れない。


自分の気持ちが1番分からないとは良く言った物だな〜と、昔の詩人に感心するが。
今現在、響いてくる貧乏ゆすりを思うと、やっぱり嫌いな者は嫌いだと言い切れたりもする。


自分の「今」の気持ちはしっかり把握してます。
エビ氏は嫌い。

先は分からないけど、今は嫌い。


ゆくゆくは、「嫌いだったな〜」と笑って話せるかも知れないが、「今は嫌い」


■ そんな事言ったって
集団生活?
人は1人で生きていない?
人は協力し合っている?

そんな事を言う自分も居たりする。
綺麗事を!と思う時もあれば、そうなりたい!と理性的な時もある。


自分の中で、日々繰り広げられてる葛藤。
自分で自分を説得したり、自分で自分に説得されたり、結構、脳内は賑やかなようです。


とりあえず、自分で自分に言われて腹が立つ綺麗事は、他人に言われると倍腹が立ちます。
すると、つまんない事で怒ってる自分に、又、腹が立ったりして。


怒りがドン。
倍率ドン。さらに、倍。みたいな。


人間関係をうざったく感じたりする一方で。
自分を説得してる自分と、同じ事を言う人が、頼もしく感じたりする。


思わず、自分の中の説得役の自分が「そうだよね」と喜ぶ。
そして、説得されてる自分が「お前まで口出すな」と怒る。



……どうにもややこしい動物だな、自分。


■ 心のままに
上記の自分への言い訳じゃないが、怒る人とか愚痴る人を嫌だと、あまり思わない。

某所にて、怒っている事をごめんなさいと言う人が居る。
本人と話して、そりゃ怒るでしょうって内容だったのに。


怒ったり、愚痴ったり、良く考えてみると、そんなに悪い事だろうか?
黙って耐えるのが美徳のように思われるのはなんでだろう?

感情のある動物なんだから、ある程度は、許容する所だし。
内容が不当で八つ当たりとか、根も葉もないような話なら別だけど、意に沿わない事があれば誰だって怒ると思う。

怒っている内容が、自分のせいだったら「ごめんなさい」で。
それ以外の内容なら、怒って本心を見せてくれて、少し距離が縮むような気がする。


感情を抑えるってのも必要な時はあるけど。
感情を上手に出すってのも必要な場面があるように思う。


とりあえず、感情絡みでやってはいけないって思うのは、下手に自己暗示にかけて思い込む事。
本心が分からなくなる。
たまにだったら「嫌いなもんは嫌い〜」って叫んでも良いと思う。
つか、それ位、許されたい。

それから、人の手前だからと捻じ曲げて表現する事。
心配かけたくないからと、強がるとか誤魔化すってのは、Temも良くやるが。
構って欲しくて、変なニュアンスを漂わせた事を言ったり、不吉な事を匂わせるような真似は、心配してくれる人に失礼。


この 2つだけはしないように、気をつけたい。
 
 

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Tem

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