最近、アニメ話ばかりだったので、本日は漫画話。


結局、オタクトークかよ。ってツッコミをしたら、負けです。(何に)


■ おおう
最近の漫画。

筋を通そうとしてトンデモ設定が入るか。
筋を通そうとして理屈っぽくなるか。

そんなパターンが多いような気がする。
どうしても「この先、どうなるんだろう」というワクワクを持たせる為。
伏線を張ったり、キャラに思わせぶりな事を言わせたり。


その理屈や設定の部分がいかに「納得出来るか」で、話の上手い下手を感じるようになっていたのだけど。


先日、最終巻が出た某漫画。
所謂、未知のウィルスと人間 (1部感染者) の戦い…って内容で。

最終巻では延々とどんなウィルスなのかを説明するのかと思いきや。
ウィルスの説明は、まったくナッシング。


ウィルス = こういうもの


で、終わらせた。

ああ、アレだ。
寄生獣みたいな感じ。
ミギーって一体何なんだろう…とは、思うけど、まぁああいう生き物っていうか、宇宙人?


ミギー = こういう生き物


で、アレコレ理屈をつけて説明せず、最後はフェードアウト。
ファンタジー (非現実的) をファンタジーのまま終わらせていて、非常に面白かった。
# 最後の冬眠はどうかと思うが…

んで、その最終巻を迎えた某漫画。
まったく伏線の無い所から「意外な人物」が出て来たりして面白かった。
突然出てきたけど、不自然では無く。

良く考えてみたら、無くは無いよな〜。
いや〜、お前かよ〜。
やられたな〜。

と、素直に思った。
んで、こういうウィルス物って。
登場人物が死んで終りか、ウィルスを滅ぼして人類勝利か、ワクチンを見つけて終りが多かったのだが。

これ、感染した人がさわやかなフェードアウトをしていて。
ツッコむべきなのかも知れないけど、「あ〜…ご達者で…」と見送る気分になれたし。
死ぬ訳じゃないみたいだし、まっいっか。と思った。

登場人物の行方も、どこ行った?とか、何で助かった?とか思わないわけでは無いが、妙に許せてしまう。
キャラが立っていたからか、アイツが消えた?ああ、アイツなら消えるだろうな〜。
どこ行ったかなんて知らないけど、元気にやってるんだろうな〜、と思えるし。

助かったのも、「ラッキー」で済んでしまう。
細かいウンチクが無い分、「まっいっか。助かって良かった」と思える。


あ〜、上手く説明出来ない。


何しろ理屈づめになりやすい理系ウンチク属ウィルス漫画だったのだが。
細かい説明は無しなのに納得出来るストーリーで。
意外なサプライズもありつつ、それが妙に面白くて。


全 6巻の広がっていた世界観を綺麗にまとめていた漫画でした。
ただ、絵と土壇場での台詞がアレなので、人に薦められるかと言えば、微妙。(笑)


■ 12月
漫画の駆け込み発刊が続く 12月。
と言っても、タイミングが悪いのか良いのか、余り購入予定の本が無い。

前半は、13冊。
後半は…。

……と数えたら、25冊。


や、十分な冊数ありました。


そういえば、先日初任給を貰ったのですが。
銀行に行って、お金を降ろして、初めて買ったのは「我慢していた新刊達」でした。


■ 世界観
ひょんな事から、将軍と「漫画になっていないもの」を話していた。

サッカーとかバスケとかテニスとか、色んなスポーツが漫画になって、ブームになった。
スポーツ以外でも、碁や将棋。職業でも、刑事にホスト。
会社の役職は、島耕作がほとんど題材にしてしまっている。


だから、テーマにされてない物は無いだろうかって話をしていた。


誰も着目していない新しいジャンル、これが難しい。
スポーツや仕事以外では、伝説 (ファンタジー)のものあるが、吸血鬼、宇宙人、妖怪、魔法使い、超能力者。
ほとんど出尽くしている。

未来のものに、歴史のものに、動物に、菌に、メカ。
未来のものも『未来から来た』から『未来に行った』まであるし。
歴史のものも『世界史』から『日本史』、『ジュラ期』(恐竜) まである。
はじめ人間ギャートルズだって、立派な歴史ものカテゴリ。

動物だって『動物の世界』のものも、『ペットの視点』も『獣医』もある。

設定の違いは勿論あるけど、材料というか題材は、かなり出尽くしているように思う。


将軍が「卓球とか」
と言えば。
Tem が「……稲中がある」(卓球か?というツッコミは無し)


と答えて、なかなか、新しいジャンルが見つからない。


そして、無理やりのように搾り出したのが『ゲートボール』に『カーリング』に『水球』。
職業部門では『ドモホルンリンクルの 1滴 1滴を見守る人』に『バナナの着色師』。



Tem 「この辺を漫画にしたら、売れるかな」



なんて言ったが、これらは漫画になってない…と言うより、漫画にしにくい。
そして、面白く無さそう。(ちーん)


■ ゲートボール漫画
主人公は、定年退職した会社員。
チームメンバーを集める所から始める。

メンバーの 5人は、ウンチク担当 (元公務員あたりの眼鏡さん)。
ギャグ担当 (趣味ゴルフあたり)、トラブル担当 (最高年齢で 100歳とか)、お色気担当 (紅一点だが還暦)。

んで、主人公は熱血のみ。(読者にルール説明をする為、主人公はルールを知らないで始める)


ここでジャンプだと『隣り町のゲートボールチームがコート(公民館)を貸せ』と脅してくる。
サンデーなら『まずは練習から始めよう。オー』と意気投合するかチームでライバルが発生する。
マガジンだと『いきなりスペシャル・スティック〜!』とか言ってハイテク道具が出たりする。


……上記は、偏見です。それが何か。(開き直った)


最初の試合は、大体負ける。(全誌共通)
で、次は負けないって決意を新たにして、主人公が熱血練習する。(全誌共通)
恋愛が混ざる。(マガジン)
主人公のライバルか目標の選手が、登場。(ジャンプとサンデー)
1つの試合を乗り越える度、次の敵登場。(全誌共通)
合わせて、1つの試合や練習のターンにつき、1必殺技。(ジャンプとマガジン)


んで、ゲートボールのルール説明を 1つする度に、それに関わるプレーで勝ち進む。


主人公「畜生、ボールをぶつけられた。これ、何打目だ?」

紅一点「4打目よ。スパークには気をつけて」

主人公「スパーク?」

ウンチク担当「スパークとは…(眼鏡を直しながら説明)」


主人公、奮闘して、逆転。
最終的には、やはり全国大会だろうか。


と、ここまで考えて。
非常にツマラないし、「ゼ」とかいう定年退職は嫌なので、終わる。
 
 

コメント

魚
2007年11月29日20:39

ゲートボールは
『ちょっとヨロシク!』でちょっとの間
ゲートボールネタををやっていたような・・

あと川原泉で
『ゲートボール殺人事件』ってのがあった

そうだねぇ
『郷土部』ネタとかやらないかなぁ
いまどきないかな『郷土部』
 

Tem
Tem
2007年11月29日21:19

郷土部。

小説なら「イトウの恋」ってあったと思うんだけど。
ズレた実質部員の 3人の話。

漫画は無いね〜。
八雲なんとかって漫画化されたけど…あれは、民俗学だっけ?


て、郷土部の漫画って、どんなやねん。
 
 

魚
2007年11月29日22:29

「あそこのお寺の鐘は戦時中に
 軍に徴収されたのだが
 鉄砲の弾とかになるまえに戦争が終わって
 無事に戻ってきたんだよ!すごくない?!」
「だから何?」

・・・キャラ設定にツンデレがひとりいるなぁ。
Tem

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