歓送迎会の季節
2008年3月29日今回は「仕事日記」です。
+ 少し、小説の話。
■ はてさて
4月。
桜も咲いてるし、セミナーもあったし、ボードも売れたし、人も入った。
社長「飲み会でもしましょうか。新しい人も増えたし」
と言う事で、飲み会の話が出た。
Tem「『歓送迎会』って事で良いですか?」
社長「送別しちゃ駄目でしょう」
…… What’s ?
社長「送る人は居ないんだから」
……ナンデスト???
送って貰う人、居ますよ?
て言うか、私、私。
大学生アルバイトのスエさん、この春に就職したと思うのですけど…え?アルバイト続けてるの?
スエさん、2ヶ月くらい見かけてないよ。
SOHO 化したら、無期懲役みたいな空気になってますけど。
スパッと辞められない…て言うか、5月から出勤しなくなる…って話からして、送別の対象では無いのか。
5月に又、送別会するの?
そんなに飲み会ばかりするの?
て言うか、酒大好き、酒ラヴァーな Temが、飲めない飲み会に、そんなに参加してたまるかー!
どうしよう。
本格的に逃げられないかも。
■ 基盤
新人さん 2名が、それぞれに設計した基盤が届いた。
プリント関係の基盤と、音響関係の基盤らしい。
……へ〜。
て、手のひらサイズの基盤を渡されて、見て、新人さん達ってば凄い〜って話しして。
基盤、プレゼントされました。
手の中に鎮座ましますチップの乗って無い素の基盤。(ちょーんって感じ)
どうしろと?
■ Outlook
エンジニアの敵、Outlook。
そんなんを使わないでくれ…と思いつつ「Windows 標準メーラー」と言うと「めーらーって何?」と本気で返事してくるシンさん。
ええ、徘徊老人のシンさん、本日も絶好調。
Windows から「最適化するか」と言われて、ついボタンを押したら「メールが消えた」との事。
そりゃ最適化したから…て、最適化の意味も知らずにボタンを押したのですか?…そうですか。
Windows は勝手な事をして困る?はっはっは、ダイヤログが出たんですよね?
「はい」のボタン押したんですよね?
はははは。
……「だいやろぐって何?」って言われちゃった。
……大学でコンピューターについて講義やってるんじゃなかったっけ?
しかし、Outlook なんてフォロー外です。
と言うか、メンテしたくないし、修復もしたくない。むしろ。
家庭で使ってるメーラーじゃないんだし。
仕事で使ってるんだし。
この道 & この業界、40年だというのなら、最新の情報もキープしてて下さい。
「Outlook」「htmlメール」「非圧縮の添付ファイル」という 3種の神器を振りかざしてくれちゃってるシンさんのフォローなんて無理です。
先日教えて貰った「『知らない』と言ってしまえ」作戦で回避。
しかし、食い下がられたので、ちらっと調べてみたら *.bak ファイルもありません。(in ゴミ箱)
シンさんと仕事で被っている所も無いし、シンさんのメールが消えても私は困らない。
「出来ない」なんてエバって言っちゃうような人を助ける義理も無いし。
と言うか、そもそも「はい」をクリックして「自分の意思」で実行している段階で、何も言えない。
Tem「お役に立てず、すみません〜」
と、笑ってフェードアウトしておきました。
■ 伊坂幸太郎
「死神の精度」が映画化されたという CMを見た。
これは今が狙い目だ。
伊坂さんの過去の作品が文庫化しているに違いない。
と言う事で、本屋へ。
よっしゃー!!
狙ってた「グラスホッパー」発見〜!!
て、4年前の本だし、そりゃ文庫化してるよな〜。
て、文庫化したの半年ちょっと前ですか。遅ッ。
それでも、ウキウキと手に取り、続けて「魔王」を探す。
サンデーを定期購入している夫がいますので。
「魔王」とはアノ「魔王」の原作です。
Tem「『ダレン・シャン』と『魔王』が掲載されている間はサンデー、買ってね」
将軍「どっちも原作付きか…」
と言うので、おや?と思って気づいた。
伊坂さんのなら、逆輸入で原作買いしても良いかな〜と思っていたら、冒頭の CMです。
# 原作から漫画やアニメに入る事はあっても、アニメ等から小説 (原作) に入る事はほとんど無い
「死神の精度」の CMで、原作者の名前に吃驚。
これは過去にハードカバーだからと我慢した「グラスホッパー」が文庫化するんじゃないか。
伊坂さんは「陽気なギャングが地球を回す」が有名だと思うけど、プッシュすべきは「ラッシュライフ」。
「陽気な〜」が映画化された時、同じ作者とは気づきませんでした。
「このミス (このミステリーがすごい)」で、かなり前に知った作品。
# トップ 10入りはしなかったし、当時は微妙にマイナー。確か「GOTH」と同期
ラッシュライフを読む時は、ぜひ時間軸の表を作りつつ読んで欲しい。
ミステリーってこういうのだよねって言いたくなる。
で「グラスホッパー」の文庫と「魔王」も発見。
だけど「魔王」はハードカバーのまま。
本を減らそう運動をしている最中、ハードカバーは買えません。
買いません。
欲しがりません。
勝つまでは。(←?)
■ たまらん
小説の話は始めてしまうと止まりません。
気軽にサクッと楽しめる漫画も好きですけど。
文字マジックと言うか、言葉の魔法と言うか…がある小説も堪りません。
ただ、つまらない作品を読んでしまうと、漫画の倍くらい損した気分になるので、新規開拓が出来ません。
そんな Temの独断と偏見にまみれたベストセラー。
# ミステリー & ファンタジー編
『上弦の月を喰べる獅子』
文庫化されてます。とっくの昔に。
カテゴリーはファンタジーだと思うけど、これを読むと宮沢賢治が大好きになります。
さらに、銀河鉄道とかを読み返したくなるし、イーハトーブに旅立ちたくなります。
同氏の作品では陰陽師シリーズが好きなのですが、有名になり過ぎたので、端折ります。
『煙か土か食い物』
マイベスト奇天烈作家の舞城王太郎氏のデビュー作。
人間死んだら煙か土か食い物しかないという…まぁ、ごもっともな事を言いつつ、超ミスならでは不完全燃焼さもモリモリの作品。
好き嫌いが分かれますが、同氏の作品の中ではまともな方です。(良くも悪くも)
「九十九十九」に比べれば、断然、読みやすいに笑えます。(笑う?)
超ミス or メタミス or バカミス…どれでも良いですが、舞城氏の入門には最適かと。
『XXXXX』
通常では買えない謎の本。とても誰の作品とか、何て題名だとか言えませんが、号泣モノです。
導入部分から「肩に蝶が止まったんです。恋に落ちるには十分でしょう?」と心臓ワシ掴みモードです。
恋愛モノで、恋人が死んじゃうモノ…という Temの中では忌みモノに近いジャンルなのだけど、悲愴っぷりが半端無いので OKです。
なんてったって、88歳と 91歳の純愛ですから。
死別モノなんていくらでもあると思うけど、これはシャレになりません。
読んだ後、しばらくヘコみますが、死んで笑うのは無理だが泣かないくらいの努力はするか…と思える作品。
『クロイツェル ソナタ』
火サスっぽいミステリー。非常に読みやすい、優しい文章です。
まんま火サスだけど、難しい内容は一切無く、ぶっちゃけ平凡な本…と思ってしまう。
犯人も被害者も最初からバッチリ出ているので「ミステリー(謎)なんて無いじゃん」と思います。
でも「はあぁ?!」と言ってしまうオチ。
ミステリーと思わないで読んでいると、ちゃんとあったミステリーな部分に殴打されます。
『封殺鬼シリーズ』
Temの中ベストセラー、唯一のラノベ。
軽いノリで読める小説で、シリーズ全 28冊です。
関西弁の能天気な鬼と、紳士で眼鏡でスーツの鬼の話…て、今改めて考えたら Temの萌えのツボにクリーンヒットです。
ルルル文庫 (新書サイズで新シリーズ化してる?) に移行しているので、そっちに手を出したくて、キャンパス文庫時代の物も取っといています。
# Temにしては珍しい
基本的に面白ければ、ジャンルは問わないのです。
純文学も詩も好きだし、その中で好みがあります。
# 好きなのは宮沢賢治/芥川龍之介/中原中也/金子みすゞ
でも、行間が異様に開いてるものとか、ページ数の割りに文字数が少ないのとかは微妙…。
1番好きなのは、新書サイズで 500円前後で、文字は 2段組みで 300ページ以上ある本です。
+ 少し、小説の話。
■ はてさて
4月。
桜も咲いてるし、セミナーもあったし、ボードも売れたし、人も入った。
社長「飲み会でもしましょうか。新しい人も増えたし」
と言う事で、飲み会の話が出た。
Tem「『歓送迎会』って事で良いですか?」
社長「送別しちゃ駄目でしょう」
…… What’s ?
社長「送る人は居ないんだから」
……ナンデスト???
送って貰う人、居ますよ?
て言うか、私、私。
大学生アルバイトのスエさん、この春に就職したと思うのですけど…え?アルバイト続けてるの?
スエさん、2ヶ月くらい見かけてないよ。
SOHO 化したら、無期懲役みたいな空気になってますけど。
スパッと辞められない…て言うか、5月から出勤しなくなる…って話からして、送別の対象では無いのか。
5月に又、送別会するの?
そんなに飲み会ばかりするの?
て言うか、酒大好き、酒ラヴァーな Temが、飲めない飲み会に、そんなに参加してたまるかー!
どうしよう。
本格的に逃げられないかも。
■ 基盤
新人さん 2名が、それぞれに設計した基盤が届いた。
プリント関係の基盤と、音響関係の基盤らしい。
……へ〜。
て、手のひらサイズの基盤を渡されて、見て、新人さん達ってば凄い〜って話しして。
基盤、プレゼントされました。
手の中に鎮座ましますチップの乗って無い素の基盤。(ちょーんって感じ)
どうしろと?
■ Outlook
エンジニアの敵、Outlook。
そんなんを使わないでくれ…と思いつつ「Windows 標準メーラー」と言うと「めーらーって何?」と本気で返事してくるシンさん。
ええ、徘徊老人のシンさん、本日も絶好調。
Windows から「最適化するか」と言われて、ついボタンを押したら「メールが消えた」との事。
そりゃ最適化したから…て、最適化の意味も知らずにボタンを押したのですか?…そうですか。
Windows は勝手な事をして困る?はっはっは、ダイヤログが出たんですよね?
「はい」のボタン押したんですよね?
はははは。
……「だいやろぐって何?」って言われちゃった。
……大学でコンピューターについて講義やってるんじゃなかったっけ?
しかし、Outlook なんてフォロー外です。
と言うか、メンテしたくないし、修復もしたくない。むしろ。
家庭で使ってるメーラーじゃないんだし。
仕事で使ってるんだし。
この道 & この業界、40年だというのなら、最新の情報もキープしてて下さい。
「Outlook」「htmlメール」「非圧縮の添付ファイル」という 3種の神器を振りかざしてくれちゃってるシンさんのフォローなんて無理です。
先日教えて貰った「『知らない』と言ってしまえ」作戦で回避。
しかし、食い下がられたので、ちらっと調べてみたら *.bak ファイルもありません。(in ゴミ箱)
シンさんと仕事で被っている所も無いし、シンさんのメールが消えても私は困らない。
「出来ない」なんてエバって言っちゃうような人を助ける義理も無いし。
と言うか、そもそも「はい」をクリックして「自分の意思」で実行している段階で、何も言えない。
Tem「お役に立てず、すみません〜」
と、笑ってフェードアウトしておきました。
■ 伊坂幸太郎
「死神の精度」が映画化されたという CMを見た。
これは今が狙い目だ。
伊坂さんの過去の作品が文庫化しているに違いない。
と言う事で、本屋へ。
よっしゃー!!
狙ってた「グラスホッパー」発見〜!!
て、4年前の本だし、そりゃ文庫化してるよな〜。
て、文庫化したの半年ちょっと前ですか。遅ッ。
それでも、ウキウキと手に取り、続けて「魔王」を探す。
サンデーを定期購入している夫がいますので。
「魔王」とはアノ「魔王」の原作です。
Tem「『ダレン・シャン』と『魔王』が掲載されている間はサンデー、買ってね」
将軍「どっちも原作付きか…」
と言うので、おや?と思って気づいた。
伊坂さんのなら、逆輸入で原作買いしても良いかな〜と思っていたら、冒頭の CMです。
# 原作から漫画やアニメに入る事はあっても、アニメ等から小説 (原作) に入る事はほとんど無い
「死神の精度」の CMで、原作者の名前に吃驚。
これは過去にハードカバーだからと我慢した「グラスホッパー」が文庫化するんじゃないか。
伊坂さんは「陽気なギャングが地球を回す」が有名だと思うけど、プッシュすべきは「ラッシュライフ」。
「陽気な〜」が映画化された時、同じ作者とは気づきませんでした。
「このミス (このミステリーがすごい)」で、かなり前に知った作品。
# トップ 10入りはしなかったし、当時は微妙にマイナー。確か「GOTH」と同期
ラッシュライフを読む時は、ぜひ時間軸の表を作りつつ読んで欲しい。
ミステリーってこういうのだよねって言いたくなる。
で「グラスホッパー」の文庫と「魔王」も発見。
だけど「魔王」はハードカバーのまま。
本を減らそう運動をしている最中、ハードカバーは買えません。
買いません。
欲しがりません。
勝つまでは。(←?)
■ たまらん
小説の話は始めてしまうと止まりません。
気軽にサクッと楽しめる漫画も好きですけど。
文字マジックと言うか、言葉の魔法と言うか…がある小説も堪りません。
ただ、つまらない作品を読んでしまうと、漫画の倍くらい損した気分になるので、新規開拓が出来ません。
そんな Temの独断と偏見にまみれたベストセラー。
# ミステリー & ファンタジー編
『上弦の月を喰べる獅子』
文庫化されてます。とっくの昔に。
カテゴリーはファンタジーだと思うけど、これを読むと宮沢賢治が大好きになります。
さらに、銀河鉄道とかを読み返したくなるし、イーハトーブに旅立ちたくなります。
同氏の作品では陰陽師シリーズが好きなのですが、有名になり過ぎたので、端折ります。
『煙か土か食い物』
マイベスト奇天烈作家の舞城王太郎氏のデビュー作。
人間死んだら煙か土か食い物しかないという…まぁ、ごもっともな事を言いつつ、超ミスならでは不完全燃焼さもモリモリの作品。
好き嫌いが分かれますが、同氏の作品の中ではまともな方です。(良くも悪くも)
「九十九十九」に比べれば、断然、読みやすいに笑えます。(笑う?)
超ミス or メタミス or バカミス…どれでも良いですが、舞城氏の入門には最適かと。
『XXXXX』
通常では買えない謎の本。とても誰の作品とか、何て題名だとか言えませんが、号泣モノです。
導入部分から「肩に蝶が止まったんです。恋に落ちるには十分でしょう?」と心臓ワシ掴みモードです。
恋愛モノで、恋人が死んじゃうモノ…という Temの中では忌みモノに近いジャンルなのだけど、悲愴っぷりが半端無いので OKです。
なんてったって、88歳と 91歳の純愛ですから。
死別モノなんていくらでもあると思うけど、これはシャレになりません。
読んだ後、しばらくヘコみますが、死んで笑うのは無理だが泣かないくらいの努力はするか…と思える作品。
『クロイツェル ソナタ』
火サスっぽいミステリー。非常に読みやすい、優しい文章です。
まんま火サスだけど、難しい内容は一切無く、ぶっちゃけ平凡な本…と思ってしまう。
犯人も被害者も最初からバッチリ出ているので「ミステリー(謎)なんて無いじゃん」と思います。
でも「はあぁ?!」と言ってしまうオチ。
ミステリーと思わないで読んでいると、ちゃんとあったミステリーな部分に殴打されます。
『封殺鬼シリーズ』
Temの中ベストセラー、唯一のラノベ。
軽いノリで読める小説で、シリーズ全 28冊です。
関西弁の能天気な鬼と、紳士で眼鏡でスーツの鬼の話…て、今改めて考えたら Temの萌えのツボにクリーンヒットです。
ルルル文庫 (新書サイズで新シリーズ化してる?) に移行しているので、そっちに手を出したくて、キャンパス文庫時代の物も取っといています。
# Temにしては珍しい
基本的に面白ければ、ジャンルは問わないのです。
純文学も詩も好きだし、その中で好みがあります。
# 好きなのは宮沢賢治/芥川龍之介/中原中也/金子みすゞ
でも、行間が異様に開いてるものとか、ページ数の割りに文字数が少ないのとかは微妙…。
1番好きなのは、新書サイズで 500円前後で、文字は 2段組みで 300ページ以上ある本です。
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