ゴル編

2008年5月22日
本日「妊婦日記」スペシャルバージョンとして「出産の恐怖に打ち勝ってやるゼ、ゴルァ編」です。
略して「ゴル編」(←なぜ、ここだけ残す)

グダグダ書いてたら、長文に。
不安になったら、読んで、出産前ブルーに対抗するゼ。


■ さーて
恐怖心と立ち向かいます。

まず恐怖の原因は「未知のもの」だから。
じゃあ手順をちゃんと知りましょうって事で、臨月に入ってからの注意事項と起きる(であろう)現象をまとめてみた。

・お腹の張り/胃の爽快感
・おりもの
・腰痛/恥骨痛/頻尿

この辺が臨月に入ってから「出産準備が出来てきてるんちゃうの?」というサインになる。
単純に中の人が大きくなって、お腹がパンパンになり、おりものも増え、重いんだから腰痛も出るさ…ってだけだと思うが。

お腹の張りにビクビクしない為にも「中身が詰まってきたんだな〜」と思えるように列挙。
続いて「出産始まるかもよ?」のサインとして。

・おしるし
・破水
・陣痛
・前駆陣痛

何も知らない初産妊婦ですから、前駆陣痛と陣痛の差なんて知りません。
第一、陣痛って何やねん。(マテ)
腹が痛い…それ意外の何なんだろう。

と「不明瞭 = 恐怖心」を煽るって事で、陣痛について調べてみた。
『陣痛とは、胎児を子宮外に押し出すために子宮が収縮する痛みの事を言います』

へ〜……。


……て「へ〜」しか出てこないよ、へ〜しか。


何で収縮すると痛いんだ?押し出すと痛いのか?とか思ってしまうのだが…あまり詳しい事は載って無い。
ホルモンがどうとか、順番がどうとかってのはあるんだが、内臓を押されると痛いとかああいうレベルなのだろうか。
いっそ「スイッチを押せばテレビが付く。それでイイジャナイカ」と思おう。
子宮が収縮すると痛い。それでイイジャナイカ。

これは考えてもしょうがない事で、理屈じゃないと理解する事にした。

ちなみに、陣痛と前駆陣痛の差は「規則的なら陣痛」「規則的じゃないなら前駆陣痛」らしい。
前駆陣痛は人によってあったりなかったりする。

基本的に「この痛み」を軽減させる「痛み止め」のようなものは無い。
中の人に影響を与えない為にも、部分麻酔 (無痛分娩で使うような種類) になる。
自宅で痛みを軽減させる (医学的な) 手段は無い。

……早い話、「耐えろ」って事か。(涙)

軽減する方法としては「ソフロロジー」が最近では有名らしい。
胡座をかいて、瞑想状態になって、細く長く息を吐いてリラックスする方法らしい。(簡単に言うと)
好きな音楽に合わせて、事前に訓練できるのも良い点らしい。へ〜。
# 詳しくは「日本ソフロロジー協会」へどうぞ (マテ)

読んでみると、関西の 3段突っ込み親子の母 (失礼) に教えて貰った方法に近い。
長く息を吐く…くらいなら、陣痛でパニクッた頭でも出来るかも…と思うので、意識して置こうと思う。

日本では痛みに耐えて出産する事を美徳と考えてる所があるからな〜。

そして、破水。
これは卵膜が破れ、中の羊水が出てくる事。
少量の場合もあるし、多量の場合もある。
量の差は、中の人の頭が栓をしたタイミングの話なので、あまり関係ない。
破水から陣痛、そして、出産になる人は大体 2割くらい。

破水自体は怖くない。
中の人を守る物が無くなった事による感染症が怖いだけで、ぶっちゃけ破水したら、産んじゃえば OKという考えらしい。

ちなみに、陣痛が来たらシャワーを浴びて、入院準備キャリーを玄関に置くのだが、破水の場合はシャワーや入浴は禁止。
アシモ (ASIMO) のような歩き方で、産院へ GO!らしい。


■ 出産
で、上記のような段階を経て、出産に入る。
先輩妊婦に「メモ帳を持ち歩くと良い」と言われたので、母子手帳に入れとこうと思う。
どんな前兆が、いつあったか?を産院に伝える為 & 作業漏れを出さない為らしい。

産みに行く前にやっとく事…と言うと。

・ペットの小屋掃除
・パルシステムの出し方をレクチャー

くらいだ。
将軍 (夫)が居れば、車を出して貰い、居なければ「ヘイ!タクシー」だ。(タクシー券はゲット済み)

病院に着いたら、医師や看護師さんに従う。多分、まず診察。
血圧測定に触診、エコーで中の人の位置や様子(向き?)を確認。
内診もして、下がり具合とか子宮口の確認もする。
分娩監視装置で陣痛や中の人を監視しつつ、着替えたり、時間帯によって休憩や食事とかして、最終的な分娩方法を決める。

逆子だったり、へその緒が絡まってたり、頭が大きく経膣分娩が難しかったりする場合、帝王切開になる。
まぁ、その辺りの判断は医者の領域なので「へ〜」ぐらいにとどめて置く。

ナミ産婦人科さんは、検診→病室 (準備)→陣痛室→分娩室 (手術室) と移動する。
詳しい説明はまだだけど、立会い希望の旦那はマンツーマンで妊婦と一緒に行動らしい。
この辺は「立会い出産の説明」で明らかになるようだが、それは 7月に入ってからだ。

陣痛室に持ち込みたい物は、メモ帳や本。読むんじゃなくて見て気を紛らわす為の本。
唇が乾いた…という人が多かったからリップクリームも持っていこうと思う。(病院の空調のせいかも知れない)

いきんだり、いきんではいけないタイミング等は、助産師さんや看護師さんに従う。
多分、自分で考える余裕は無いので、魔法の呪文を唱えつつ言われるままに行動していこうと思う。


魔法の呪文とは『どんなに酷い陣痛も 90秒が MAX です』の事。
これを心の支えに陣痛を乗り切ろうと思っている。(笑)


会陰切開は、医師の判断に任せようと思う。
切らずに済めば…なんて期待もするし、切るとそこから裂けていく (怖ッ) という恐怖もあるけど。
自分の体だが見えないし、判断出来ない。


医師さん、任せた!(丸投げ)


その頃、中の人は産道に入るとか、反時計回りだとか、頭が見え始めるとかあるらしいけど。
それも特に気にしない方針でいこうと思っている。
見えないもん、きっと苦しいもん、それ所じゃないもん。


医師さん、任せた!(丸投げ2)


■ 出産直後
へその緒を切る。
後産 (胎盤の排出)。
産道等の外傷チェックと治療。

大体 1時間から 2時間は、そのまま分娩室に居る事になる。
ちなみにへその緒を切るのは痛くないらしい。本当か?(ビビり)

まぁ、母体はそんな感じにアレコレと分娩台の上にいるのだが、赤さんは羊水の吸出しとか身体測定とかされてるらしい。
ナミ産婦人科さんでカンガルーケアがあるのかは謎だが、まぁ、どっちでも良いや。(マテ)

胎盤の後陣痛もさほど痛くないとか、この辺はホッとする内容が多い。


■ その他
点滴とか剃毛とか会陰切開とか。
色んな意見が出ているんだが。(医師からも、経験者からも)


……ぶっちゃけ初産妊婦に判断できる訳が無い。


なので、医師の方針を聞き、余りにも偏った意見じゃない事を確認したら、丸投げしようと思ってる。
プロじゃないし、経験値 0の「皮の鎧と鉄の盾しか装備していない勇者」ですから。
きばったって、スライムに勝つのがやっとです。

事前確認だけして置きます。


■ トラブル
と、大体の流れを把握して、ふむふむと学ぶ事も増えて。
ゴリゴリ書いて置きながら「こうならない場合もあるか、あっはっは」と、ここまでの苦労が無駄になるような事も考えて。

1番怖い系統の事を考える。

トラブル無く出産出来る初産妊婦の確率 30%。
70% は何かしらトラブルがあるのですか…そうですか…て、怖ッ。

勿論、トラブルの度合いにも寄るけど、もう「なんかあるもんだ」って思っておく。


出産時にあるトラブルと、その処置を無作為に列挙して、安心して置こうと思う。
処置方法まで頭に入れる必要は無いと思う。
ただ「こうなってしまった」「でも、こうすれば良いし、やってくれる」と知ってるだけで安心だから。


・微弱陣痛。
あまり痛くない陣痛なんてラッキーと思ったが、子宮の収縮が弱いという意味。
陣痛が強くなるのを待つ。
駄目なら、促進剤や鉗子や吸引や帝王切開で対応。

・遷延分娩
30時間以上かかる場合を言うらしい。(初産)
母体が頑張れるなら、そのまま様子見。
駄目っぽかったら、促進剤や鉗子や吸引や帝王切開で対応。

・児頭骨盤不均衡
骨盤と胎児の頭の大きさが不釣合いな事。
骨盤の隙間より中の人の頭が大きかったら、そりゃ、出て来れないって事で帝王切開。
とりあえずは経膣分娩でやってみるらしいが。

・回旋異常
中の人がダウンヒラーでは無い時。(マテ)
大体、鉗子や吸引や帝王切開で対応。

・胎児仮死
言葉だけ見ると、怖ッ。
でも、心拍が正常値から外れただけでも言うらしく、ほとんどの場合は大丈夫らしい。
あまりその状態が長く続く場合は、鉗子や吸引や帝王切開で対応。
へその緒への圧迫でも起きる事なので、母体の心理状態の為に医師はわざわざ言わないらしい。

・弛緩出血
基本的に赤さんには影響が無い。(だからって安心するな?)
平たく言うと、出産後の出血が止まらない事。
子宮収縮剤を注射したりして、対応するが、酷ければ輸血もする。
産後 2時間くらい分娩室に居るのも、こうしたトラブルに備える為。

・血栓性肺塞栓症
……長い名前です、けっせんせいはいそくせんしょう。
実際に起きると怖いのだけど、予測も対応も出来るケースがほとんど。
事前の体作り (妊娠高血圧症候群や切迫等) に集中して、残りは医師に任せようと思う。


と、出産時のトラブルもメモってみた。
不安は無いって事も一緒にして。(小心者)

恐怖心が和らいだ…と言うより、出産って面白そう…と思った。
恐怖心より、好奇心が勝った瞬間。
出産への恐怖にも勝った気がする。


■ 余談
ここ 10年、ずっと社会人をやっていたせいか。
順路立てて、スケジュール立てて、ToDoList 作って…てやると安心する。

そんな自分の性格から、ゴリゴリ書いてみたけど。


……暇人だな〜、自分。(上記を眺めつつ)
 
 

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