スナイパー

私が「魔王 (伊坂幸太郎作)」を読み出すと、狙ったかのように、ハチさん (娘)が泣き出す。

うおぉぉぉぉぉ。
安藤が～、安藤が気になる～。


■ 言葉
「それで良い」と言われたから、ハチさん (娘)には、普通に話しかけている。
いわゆる赤ちゃん言葉では無く、将軍 (夫)と話すのと同じ。

将軍の事を「将軍 (名前)さん」と呼んでいるので、ハチさんも「ハチさん」と呼んでいる。
将軍は私の事を「Tem (名前)」と呼び、ハチさんを「ハチ蔵」とか呼んでいる。

我が家では「お母さん (お義母さん)」や「パパ」「ママ」と言った呼称が無い。
全員、名前で呼び合っている。
そして、自分の事は「私」や「俺」。
指摘されて気づいたのだが「ママですよ～」と言った話しかけはした事が無い。
と言うか、しようって気にもなってなかった。


助産師「ハチちゃんが最初に喋る単語、何になるんでしょうね～」


多いのは「ママ」or「マンマ」らしい。
母音が「あ」の物と「ま行」と「ん」が発音しやすいからだそうだ。

マンマって何だ？パスタ会社かと思ったら、赤ちゃん言葉で「ご飯」の事らしい。
知らんよ、そんなの。

ハチさんに自分の事を何て説明するか…と考えたら「親」と出てきた。
次点で「母親」かと。
決して「ママ」とは思わない。「お母さん」も無い。


ママやマンマと話す要素が無い。
だから、助産師さんが「最初に喋る単語」を気にしたのか。

確かに、幼児を「さん付け」して、ビジネス会話に近い話し方をしていたら、助産師さんじゃなくても気になるか。


でも、ハチさんはとてもじゃないけど「ハチちゃん」なんて顔じゃない。
思わず「ハチさん」と呼んでしまう。

それでも、折角の女の子。
可愛く「ちゃん付け」して、ママやマンマと話しかけるべきだろうか。


とりあえず雰囲気作りから…と、バイト先から貰ったフリフリなベビー服を着せてみた。


Tem「……。」(←じっと我が子を見る)

ハチ「……。」(←我が子もじっと見てくる)

将軍「可愛いの着せて……るけど、似合わないな～」

Tem「ニューハーフみたいだよね」

ハチ「……。」(←じっと見つめたままフリーズ)



駄目だ。
涙が出る程、似合わない。(号泣)

せめて、眉毛が生えてくるまでは「ハチさん」と呼ばさせて貰おう。


■ 今日の東ちゃん
東ちゃん (エロ漫画家) vs ヤマちゃん (そのアシスタント)

ヤマ「眼鏡、新調したんですね。視力、落ちたんですか？」

東「いや、サイドのネジが緩くなっちゃったから」

ヤマ「じゃあ、悪いのは頭か」

東「……酷ッ」

ヤマ「緩くなったのは、頭のネジ『も』ですね」


……失礼極まりないが、同意。


■ 変化
約 2ヶ月前に腹を切り、1ヶ月後には生理が再開され、12日間も出血が続いた。
病院に行こうかと思った翌日、やっと茶褐色になったので、踏みとどまったけど。

それから、生理の時になる「味が分からなくなる症状」は続いている。
昨日の「肉豆腐」は味が薄かったらしい。さらに、妙に甘かったとの事。(砂糖は入れてない)
今日の「根菜 (レンコン/里芋/ゴボウ/人参) の煮物」は、しょっぱかったらしい。

味は分からないので、今、料理は全て鼻が頼り。
頑張って味見しても「油っぽいお湯」と感じてしまう。
今の私なら、レモンを丸齧りしても平気だと思う。


そんな状況なのに、体が軽い。
体調は、すこぶる良い。
ちょっと寝不足なだけで、動けるし、身体も軽いし、痛い所も苦しい所も無い。


6kg のハチさんを抱えて料理もするし、沐浴もする。
そんなハチさんを、4時間 (ドラマ「相棒」を見ている間) 揺らしながら抱き続ける事が出来る位。
# 手も足もしびれてエライ目にあったけど


気力も体力もあるし、アレコレやりたい事もある。
でも、出血や味覚異常が続くので、気づかない部分で体が悲鳴を上げてるんじゃないかと心配になった。

無理した覚えも無いのに、リバウンドを食らうのは嫌だな～。