ケアルよりケアルガ

心配かけてスマン。
ハチさん(娘)、元気に入院中です。

退院まで、将軍 (夫)は私が独占です。ふは。


■ ムクミ
発熱に麻疹に……ムクミ？
医師がちらりと足を見て「ムクんでる？」と言う。
しかし、いつもと変わらない足。


Tem「多分、肉です」


医師、ぷにぷにと触ったあと「浮腫…無し」と呟いた。


■ 可愛い
ハチさんの隣りのベットには、11ヶ月前後の男児が居る。
長い入院生活らしいが、とても愛想が良くて可愛い。

目が合うとニコニコしてる。
うっわー、可愛いー。


将軍「でも、名前が…」


言われて確認すると「あっちゃー」と言いたくなる DQNネームだった。


■ 入院
入院初日。
病人とは思えない元気さで、看護師を威嚇し、医師にガンを飛ばす。
しかし、続く検査にそんな強がりが恐怖心に負けた。
それからは延々と続くギャン泣き。担当医師にもギャン泣き。眼鏡で白衣なのにギャン泣き。(そういう問題では無い)

まさに「ヒーン。ヒーン」と言う哀れっぽい泣き方。
普段の「あー」も「ヒアー」とポヨっぽい。

で、私だけ帰宅して入院セツトを用意。
将軍に電話し、マキさん(姑) に置手紙を書く。

そして、戻った病院で私を待っていたのは、今だ全力で無くハチさん。
しばらくして将軍が来た。
超ファザコンのハチさんが将軍を見て泣いた。
続いて来たマキさん (姑) を見ても泣いた。
検査に次ぐ検査でよっぽどの人間不信になったらしい。

実家からの帰りに起こしたコリック以来の泣きっぷり。


入院 2日目。
前夜、良く眠れなかったらしく、朝方に薬で眠らせたそうだ。
朝 09:00 まで起きないハチさんが？
腹が減っても、派手にゴンッと音を立てて頭をぶつけても泣かないハチさんが？

見ると「ヒーン。ヒーン」と泣いている。
うわぁ、赤ちゃんみたい。
不愉快な事や辛い事を泣いて訴えるなんて、赤ちゃんみたいだ。
この瞬間、私の中で「グレイ → 変な生き物 → UMA(ツチノコ) → 赤ちゃん」とハチさんが進化した。

「発熱 5日目」と言う要素が追加され、病気が確定。
インフォームドコンセプトを経て、投薬開始。
「〇〇と言うデメリットと〇〇と言うメリットがありまして、比べてメリットの方が大きい」と言われる。
賛成。
薬のデメリットより、この症状が続いた場合のデメリット(後遺症)も怖い。(障害が出る可能性)

投薬開始から 2時間後、体温が下がり始め、発疹が薄くなる。
薬、効いて良かった。(←効かない人も居て、そうなると大変)

まったく出なかった笑顔も出て、夕方来たマキさん (姑) には満面の笑顔を向けた。
体が楽になってきたのが分かるのか、ジタバタと楽しそうにする余裕も出てきた。
おー、西洋医学ばんざーい。

そして、みるみる回復。
右へ左へ寝返りを打つ。
身体に巻きつく点滴の管、心電図の端子。それを追いかけて必死にほどく私。

面会時間ギリギリに来た将軍 (夫)と、安らかな寝顔を見て帰宅。
ちょっと安心。


入院 3日目。
私、寝坊。将軍、洗濯物の為、見舞いへ。
私、将軍が見舞いから帰ってきても、まだ寝てました。

夕方近いんじゃ？って時間にハチさんの様子を見に行く。
色んなコードに繋がれてて可哀想…と言う図のハズなのに、すっかり絡まって、お笑い芸人みたいになっている。
肉にタコ糸を巻いたような図…ああ、チャーシュー。(マテ)

そして、オードリーの春日そっくりな声で「ヘッ」って声で笑っている。

すっかり平熱。
麻疹も消えた。
すぐに対応出来たので、合併症や後遺症の心配も (言い切れないけど) 無いでしょう。との事。

ありがたや、ありがたや。
しかし、連休に入ってしまったし、熱が下がったからハイ退院とは行かず、しばらくは様子見です。


この隙に夫婦でフレンチでも食べに行きます。
夫婦の洋服を買いに行きます。


■ と言う訳で
ご心配をおかけしました。
かなーり回復して、元気になってます。

温かい言葉、ありがとうございます。
私の看病疲れを心配してくれたり…うう、嬉しい反面、まったく疲れて無いので、申し訳ない気持ちにもなったり。(笑)