もの思う8歳児
2016年10月27日理系女子のハチさん(娘)が、ちょっと哲学チックになってきた。
■女子力
将軍(夫)が試験で居ない日曜日。
せっかくなので、ハチさん(娘)とショッピングモールへ。
いつも行列だったフレンチトーストのお店の行列が少ない。
行くなら今では?と、ハチさんと突撃。
カップルすら居なく、店内は女性だけ。
お洒落なシーリングファンに、お洒落なメニュー、お洒落な店員さんに、お洒落なカトラリー。
生クリームたっぷり、フルーツもたっぷりのフレンチトースト。
……に、返り討ちに遭いました。
ハチさんなんかあわや吐くか?!ってくらい拒否反応が出た。
女子力なぞ、無い。
テム「ラーメン食べたい」
ハチ「うどん食べたい」
■ちなみに
そんな女子力満点なフレンチトーストの画像を試験中の将軍に送ったら「なんかスゲー」とだけ返信が来た。
その後、お迎えに行ったら「それしか言えなかった」と直接コメントされた。
分かる。
■暗躍
いじらしい系女子のハチさん。
酔っ払った母とじーじ(ハチさんの祖父。テムの実父)の会話「ハチに猫のヌイグルミを買ってやる」を覚えていた。
誕生日や外出時、珍しくヌイグルミを強請らなかったので、聞いてみたら「じーじと約束してるから」だそうで。
タイミングが悪くてじーじとばーばに会えてなかったのもあったが、ハチさんは半年もジッと耐えていた。
母、暗躍します。
その話を聞いた伯母(テムの実姉)も、暗躍します。
ハチさんのブームや好みを調べ、入手が難しいヌイグルミ(欲しいヌイグルミはプライズだった)を手配。
今度会うじーじに「これを渡せ」と仕込んでくれた。
で、先日、無事にハチさんの手に渡り、シャイで人前ではローテンションのハチさんが喜んだ。
帰宅の車の中でも、ずっとニヤニヤ。
風呂に入ってる時に、じーじがくれたけど探したのは実姉(ハチさんから見て、伯母)であり、ばーばも協力してくれた事を伝えると、なにやら深刻そう。
暫く考え込んだ後。
ハチ「……私、愛されてるねぇ」
テム「………おぅ」
愛されてますよ。
■思う
嫁姑戦争の余波で、ハチさんに冷たいマキさん(姑、ハチさんの祖母)。
大人(私と将軍)からすると「大人気ねぇな」なんだけど、ハチさんからすると「嫌われた?」「何かしちゃった?」という意識があるのだろう。
だから、愛だの好きだのを気にしてるのかも。
そんな時にじーじやばーばからの愛は有難かった。感謝。
でも、そこは理屈で感情を治められる理系女子。
テム「マキさんは、(ハチさんも見ていたように)根も葉も無い事で文句を言って、謝らずにいる人です」
ハチ「うん」
テム「ごめんなさいも言わない人と仲直り出来る?」
ハチ「無理」
テム「ハチさんが悪いとか嫌いでは無く、スネて引きこもっているのです」
ハチ「なるほど!」
で、納得。
合わせて、学校の友達の中でも嫁姑戦争をやってるお家があるらしく『大人も喧嘩する』と知っている。
実父と実母は「じーじとばーば」で、マキさんは「おばあちゃん」なのも妙に功を奏している。
周りのお陰で、ハチさんは今日も元気です。
■トドメ
ハチさんの中で「ごめんなさい」を言えない人は、かなり評価が低い。
私の高校からの友人達の話や、この土地の友達との女子会なんかの話を私から聞くので、スネて引きこもっているマキさんの事は「だから友達が居ないんだ」と締めくくってました。
ご近所に元同僚のご友人と呼んで差し支えの無い人はいると思うけど…何だか微妙な空気。
(ママ友のママ友なので知っている)
ここはフォローしなきゃいけないと思ったけど……確かに居ない、つか、古く長い交友関係ってのが築けないらしい。
うちの実母ですら、年に1回は高校の友達と旅行に行くのに(出歩いたり社交度は低めな実母です)。
じーじとばーばは、キャンプに行ったり旅行に行ったりと友達が多いのは分かる。
相手が同じ人で、仲良しなのも分かる。
でも、おばあちゃんからは同じ人と繰り返し遊んだ話を聞かない。
もしかして、喧嘩して「ごめんなさい」を言わないままなのでは?と、ハチさんは考えたらしい。
子供って、良く見てる。
■価値観
20年30年と付き合ってこその友人らしい。
テム「ん?ハチさんに長い付き合いの友達は、まだ無理だよねぇ」
ハチ「違うよ、長さじゃなくてパーセンテージ」
ハチさんの人生8年の中で、幼稚園からの友達は4年以上の付き合いがあるので、50%以上の付き合い。
アラフォーの母の友人(20年以上の付き合い)と、幼稚園からの友達は同じ割合だそうだ。
ハチ「幼稚園からの友達は、お母さんの友達と同じ比重」
お……おおぅ……理系女子、怖い(涙)。
■座敷童子
そんな中、テムの心の折り合いとしては「マキさんは座敷童子だ」と思うようにしている。
ガチな冷戦状態で、洗濯も食事も別。
早朝(3:00)から活動してるマキさんと炊事が被る事も無い。
同じ家に住んでても2.3ヶ月顔も見てない…なんてザラ。
空気というほど存在感が無い訳では無いので、座敷童子か引きこもりが居るなぁって認識。
■自分を変える
人を変えるのは難しいって話を読んで「ふーん」と思ったが、これ、自然とやってる気がする。
上記の座敷童子もそうだけど、アンケートで何の疑問も持たずに「家族構成:3人」と答えていた。
(試供品の話だったので同居人数を尋ねられた)
で、後から「私の中ですっかり無い存在になってるんだなぁ」と気付いた時、何故か「勝った」と思った。
■女子力
将軍(夫)が試験で居ない日曜日。
せっかくなので、ハチさん(娘)とショッピングモールへ。
いつも行列だったフレンチトーストのお店の行列が少ない。
行くなら今では?と、ハチさんと突撃。
カップルすら居なく、店内は女性だけ。
お洒落なシーリングファンに、お洒落なメニュー、お洒落な店員さんに、お洒落なカトラリー。
生クリームたっぷり、フルーツもたっぷりのフレンチトースト。
……に、返り討ちに遭いました。
ハチさんなんかあわや吐くか?!ってくらい拒否反応が出た。
女子力なぞ、無い。
テム「ラーメン食べたい」
ハチ「うどん食べたい」
■ちなみに
そんな女子力満点なフレンチトーストの画像を試験中の将軍に送ったら「なんかスゲー」とだけ返信が来た。
その後、お迎えに行ったら「それしか言えなかった」と直接コメントされた。
分かる。
■暗躍
いじらしい系女子のハチさん。
酔っ払った母とじーじ(ハチさんの祖父。テムの実父)の会話「ハチに猫のヌイグルミを買ってやる」を覚えていた。
誕生日や外出時、珍しくヌイグルミを強請らなかったので、聞いてみたら「じーじと約束してるから」だそうで。
タイミングが悪くてじーじとばーばに会えてなかったのもあったが、ハチさんは半年もジッと耐えていた。
母、暗躍します。
その話を聞いた伯母(テムの実姉)も、暗躍します。
ハチさんのブームや好みを調べ、入手が難しいヌイグルミ(欲しいヌイグルミはプライズだった)を手配。
今度会うじーじに「これを渡せ」と仕込んでくれた。
で、先日、無事にハチさんの手に渡り、シャイで人前ではローテンションのハチさんが喜んだ。
帰宅の車の中でも、ずっとニヤニヤ。
風呂に入ってる時に、じーじがくれたけど探したのは実姉(ハチさんから見て、伯母)であり、ばーばも協力してくれた事を伝えると、なにやら深刻そう。
暫く考え込んだ後。
ハチ「……私、愛されてるねぇ」
テム「………おぅ」
愛されてますよ。
■思う
嫁姑戦争の余波で、ハチさんに冷たいマキさん(姑、ハチさんの祖母)。
大人(私と将軍)からすると「大人気ねぇな」なんだけど、ハチさんからすると「嫌われた?」「何かしちゃった?」という意識があるのだろう。
だから、愛だの好きだのを気にしてるのかも。
そんな時にじーじやばーばからの愛は有難かった。感謝。
でも、そこは理屈で感情を治められる理系女子。
テム「マキさんは、(ハチさんも見ていたように)根も葉も無い事で文句を言って、謝らずにいる人です」
ハチ「うん」
テム「ごめんなさいも言わない人と仲直り出来る?」
ハチ「無理」
テム「ハチさんが悪いとか嫌いでは無く、スネて引きこもっているのです」
ハチ「なるほど!」
で、納得。
合わせて、学校の友達の中でも嫁姑戦争をやってるお家があるらしく『大人も喧嘩する』と知っている。
実父と実母は「じーじとばーば」で、マキさんは「おばあちゃん」なのも妙に功を奏している。
周りのお陰で、ハチさんは今日も元気です。
■トドメ
ハチさんの中で「ごめんなさい」を言えない人は、かなり評価が低い。
私の高校からの友人達の話や、この土地の友達との女子会なんかの話を私から聞くので、スネて引きこもっているマキさんの事は「だから友達が居ないんだ」と締めくくってました。
ご近所に元同僚のご友人と呼んで差し支えの無い人はいると思うけど…何だか微妙な空気。
(ママ友のママ友なので知っている)
ここはフォローしなきゃいけないと思ったけど……確かに居ない、つか、古く長い交友関係ってのが築けないらしい。
うちの実母ですら、年に1回は高校の友達と旅行に行くのに(出歩いたり社交度は低めな実母です)。
じーじとばーばは、キャンプに行ったり旅行に行ったりと友達が多いのは分かる。
相手が同じ人で、仲良しなのも分かる。
でも、おばあちゃんからは同じ人と繰り返し遊んだ話を聞かない。
もしかして、喧嘩して「ごめんなさい」を言わないままなのでは?と、ハチさんは考えたらしい。
子供って、良く見てる。
■価値観
20年30年と付き合ってこその友人らしい。
テム「ん?ハチさんに長い付き合いの友達は、まだ無理だよねぇ」
ハチ「違うよ、長さじゃなくてパーセンテージ」
ハチさんの人生8年の中で、幼稚園からの友達は4年以上の付き合いがあるので、50%以上の付き合い。
アラフォーの母の友人(20年以上の付き合い)と、幼稚園からの友達は同じ割合だそうだ。
ハチ「幼稚園からの友達は、お母さんの友達と同じ比重」
お……おおぅ……理系女子、怖い(涙)。
■座敷童子
そんな中、テムの心の折り合いとしては「マキさんは座敷童子だ」と思うようにしている。
ガチな冷戦状態で、洗濯も食事も別。
早朝(3:00)から活動してるマキさんと炊事が被る事も無い。
同じ家に住んでても2.3ヶ月顔も見てない…なんてザラ。
空気というほど存在感が無い訳では無いので、座敷童子か引きこもりが居るなぁって認識。
■自分を変える
人を変えるのは難しいって話を読んで「ふーん」と思ったが、これ、自然とやってる気がする。
上記の座敷童子もそうだけど、アンケートで何の疑問も持たずに「家族構成:3人」と答えていた。
(試供品の話だったので同居人数を尋ねられた)
で、後から「私の中ですっかり無い存在になってるんだなぁ」と気付いた時、何故か「勝った」と思った。
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